お通夜のマナーをご存じでしょうか。気を付けているつもりでもちょっとしたことが無礼にあたることもあります。お通夜でのマナーを知って、無礼だと思われないようにしましょう。
お香典をふくさに包む
お香典をむき出しのまま持ってくるのではなく、袱紗(ふくさ)に包んで持ってきて、受付で一言お悔みの言葉を述べてから渡すのがマナーです。ふくさがどうしてもない場合には、色が地味な風呂敷か白いハンカチに包んで持っていきましょう。
服装に気を付ける
お通夜は平服でも問題ありませんと言われていますが、基本的には喪服、冠婚葬祭のブラックスーツやダークスーツが無難でしょう。和服で行くべきか考えられるかもしれませんが、葬儀や法事では遺族・親族よりも各上の喪服を着ると失礼にあたるため、避けるようにしましょう。
アクセサリーに注意
法要では結婚指輪以外のアクセサリー類はつけてはいけません。一部例外もありますが、基本的には付けないほうがいいでしょう。
遅刻しない
法要の場は喪主・遺族と関係のある人がたくさん集まっています。遅刻すると静かに行われている葬儀の邪魔になりますし、遺族の方々の信用を損ねることに繋がることも。
とはいえお通夜は突然決まることですし、やむをえず遅れる場合には静かに後ろの席に座りましょう。
席に気を付ける
会場に入場するときは一礼して席まで進みましょう。席次が決まっているときはそれに従い、決まっていない場合は極力前から詰めて座りましょう。ただし、途中退席する場合には退席時に邪魔にならないためにも末席に座りましょう。
お焼香の作法に注意
宗派によってお焼香の作法の細かい部分は変わってきますが、基本的には同じなので通夜に参加するまえに作法を覚えておきましょう。また、喪主や遺族の焼香のやり方を見て合わせることを心掛けましょう。
通夜ぶるまい
小さな宴の席で故人を偲ぶのが通夜ぶるまいです。故人と親しくない場合はお誘いを受けないことが一般的ですが、もしお誘いを受けたら故人の話をして、思い出話に花を咲かせましょう。
忌み言葉に注意
「重ね重ね」や「たびたび」など不幸が続くイメージのある言葉や、「死」を直接イメージしてしまう言葉、「頑張って」などの遺族の負担になることばは避けましょう。
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