四十九日当日は菩提寺や自宅、セレモニーホールに遺族・親族・知人を招き、僧侶をお呼び立てしてお経をあげてもらうことになります。知人・友人を招くかどうかは自分で決めることになりますが、誰を呼ぶにしても早めに案内状を送りましょう。
四十九日の大きな流れとしてはお仏壇・本位牌の開眼法要があります。白木位牌から本位牌に魂を移動させるため、白木位牌は必要なくなりますが、処分に困るようでしたら寺院にお焚き上げを依頼しましょう。
当日の流れ
準備
参列者を式場に案内し、血縁が近い順で祭壇に近い席に座るようにしましょう。知人・友人などの一般参列者は後ろの席に座りましょう。
開式
僧侶が着席しますといよいよ四十九日の開式となります。この時、喪主が一言参列者・僧侶に向けて挨拶をしましょう。
読経とお焼香
僧侶の読経がある程度進んだらお焼香です。作法は宗派によってさまざまなものがありますが、基本的には個人の宗派に合わせてお焼香をしましょう。なお、お焼香のタイミングに関しては事前に僧侶と打ち合わせしておきましょう。
僧侶からの法話
読経が終了したら、僧侶から法話を聞かせていただきましょう。普段興味を持たないものでも、聞いてみるとなかなか面白いです。
墓地へ移動
ここまで終了したら、いよいよ納骨のためにお墓まで移動します。お供え物がある場合には忘れずに持っていきましょう。
納骨
一同で墓地へ向かい、墓前をお供えなどで飾り付け、僧侶にお経をあげてもらいます。お参りまで済ませれば法要自体は終了します。必ず納骨式が終わったらお供え物は持ち帰るようにしましょう。
会食
四十九日にすることがすべて終わったら、最後に参加者で会食(お斎[おとき])をします。法要までを参列者全員で行い、会食のみ親族だけで行う場合もありますが、その時は引き出物と一緒にお酒と折詰弁当などを参列者に持ち帰っていただきましょう。
住職も会食にお誘いして問題ありませんが、辞退される場合はお膳料を5千円~1万円ほど用意しましょう。
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